サカパパptのブログ

サッカーキッズを持つ親の日記

コンディショニングコーチ11月

先日も野球クラブの指導に行ってきました。

ボランティアなので強制力はないですが、せめて月に1回は参加しようと心がけています。

今回も痛みのある選手への個別対応と、ケガ予防のストレッチ指導を行いました。

今回膝の痛みの訴えがあった選手は、オスグッドになる可能性の子でした。

筋肉を触っても固くなく痛みもありませんでした。ですがストレッチをすると、筋肉が全然伸びませんでした。

彼は最近急激に身長が伸びたようです。

成長期、骨は伸びます。

ですがその周りについている筋肉は、放っておいても伸びません。

筋を伸ばすにはストレッチするしかないのです。

そういった意味で、指導者にとって中学年代は難しいかもしれませんね。

サッカー界だと、鎌田大地選手が中学時代に成長痛(正確には骨端症)で練習できなくて、ガンバ大阪のユースに上がれなかったことが有名です。

野球だと、ダルビッシュ有選手も同じようなことがあったかと思います。

これに関しては、残念ながら個人によって違いが大きすぎます。

大谷翔平選手は、あれだけの高身長ながら、顕著な成長痛はなかったと父親が証言しています。

私にできることは、誰もが野球、スポーツを楽しんでプレーできることです。

プロフェッショナルなら、痛い箇所が1つや2つあるかもしれません。

でも誰でもそうでしょうが、痛みを抱えながらのプレーなんて、できればしたくないはずです。

マチュア、それこそ育成年代こそ、痛みなんか感じることなく思い切りプレーしたいはずです。

彼らたちがそれぞれの表舞台に立てるよう、できることをしていきたいです。

コンディショニングコーチ10月

先日なんとか野球クラブの練習に参加できました。

夏場で終わるかと思った公式戦、聞いたら10月も11月もあるようです。

試合を観に行くというのもアリなのですが、それならテーピング巻けるようになってからにしようかなと。

私がチームから求められていることは、「ケガの予防」、「大きなケガになる前の痛みへの対処」だと思っています。

この日も痛みがある、または痛みにつながりそうな選手を数人みました。

痛みがある選手はみな筋肉が硬くなっているためその場でほぐし、ストレッチ指導をしました。

今は痛みがないけれど痛みが出やすい、違和感がある選手には骨の配列(私たちはアライメントと言ってます)を自分で修正する方法を指導しました。

筋肉が硬くなっている選手は、治療でその場で変化が見られたようです。

うちの兄ボウズもそうなので、どのスポーツでも同じだと思いますが、大きな衝撃がない限り、痛みが出てきた時はまだ筋肉の疲労が原因であることが多いです。

この日「かかとが痛い」と言っていた選手の場合、痛みの部位は腓骨筋という筋の腱が通っている部位でした。

そのため腓骨筋を緩めたら、痛みがその場で減りました。

このように見ていると、スポーツの初期の痛みは筋肉の硬さが原因のものが多いのではないかと考えています。

もちろん骨にひびが入った(先日ボウズが地面を蹴ってなりました)など、ドクターに診てもらった方がいい場合もあります。

ただ瞬間的に大きな力が加わったような場合を除くと、筋肉系のトラブルが多いのかなという印象です。

もちろん痛みの強さ、筋肉の走行やそこにある組織を考えて、いい加減な判断をすべきでないと思ったときは医者に行くことを勧めます。

ま、痛みが強い場合や明らかにおかしい場合は医師の診察を勧めますがね。

まだまだ勉強の身です。少しずつオスグッドやグロインペインなども勉強しているところです。テーピングセミナーも行ってきます。

子どもたちが安全に楽しくスポーツができるように。

コンディショニングコーチ9月

9月もコンディショニングコーチ、行ってきました。

7月、8月も行きたかったのですが、さすがに酷暑、私の身体が耐えられなかったのと、参加可能な日が試合と重なって行けませんでした。

9月もたいがい暑かったですが。

今回も、基本的には体幹レーニングとストレッチの指導を行いました。

30~40分指導時間があったので、体幹安定性の確認、前回も行った太もも前後ろ、内外のストレッチをやりました。

初めの頃よりできている選手が増えたなという印象でした。

やっている選手は、もちろん前回教えた時よりできるようになっていますし、こちらが説明している時真剣に聞いています。

できていない選手はもちろんできていませんし、周りとの無駄なおしゃべりが多いです。

本日、一番おどろいたのは、

「これ(体幹レーニング)って、やったほうがいいんですか?」

と言ってきた子がいたこと。

(キミ、ずっとできてないやん。)

(それにこれ、4月からやってるんやけど。)

と、心の中で言ってしまいました。

その後、とあるきっかけでその選手のお父さんと話す機会があり、このことを伝えたらかなりの苦笑をしていらっしゃいました。

その彼は、身体能力だけ見るとかなりすごい選手です。

彼に足らないのは「考える力」。

できないことをただ「すいません」と言うだけでなく、「どうしたら良くなるか」を考えてほしいんです。

ほんのちょっとしたことなんです。

それができるよう、何とか対話していけたらいいな。

 

トニ・クロース

私自身はレアルマドリードの試合はあまり観ません。以前はラ・リーガ自体あまり観てませんでしたし、観てもMSNのバルサくらいでした。今はラ・レアル、ソシエダを観ることが多いです。

なので名前は知っていましたが、こんなに良い選手とは知りませんでした。


www.youtube.com

多分見ている人は、「なんでこんな簡単にかわせるの?!」

サッカー経験者ほど思うでしょう。

これを「タダの切り返し」と考えると、理解できません。

この動画にあるように、「正対」の重要性がわかれば、なぜこれほど簡単に相手を置き去りにできるか理解できます。

正対とは、「ボールを持っている選手がターゲットとなる相手に対してへそを向けて正対すると左右両方にパスが出しやすく、もしくはドリブルで抜きやすくなる」ためのものです。

自分が選手の時は、この考えが全くありませんでした。

当時の私は、「相手の逆をつけることができればいいだろ」と思っていました。

でもそれでは上手い選手には読まれることが多かった気がします。

正対すれば、必ず相手に2択をせまることができ、その都度後出しジャンケン状態なので圧倒的に攻撃側が有利です。

バルセロナの下部組織も、「相手におへそを向けるように」と指導されるようです。

このトニ・クロースのかわし方を教えてくださったのは、兄ボウズのスクールのコーチです。

うちのボウズはドリブルでどんどんかわしていくようなタイプではないので、とても参考になっているようです。

ただ正対の理論はいろいろな一流選手が使っているようなので、知っていて損はないでしょう。

弟ボウズ ドリブルがちょっとできる

弟ボウズがチームに入って4か月経ちました。

最初はドリブルが出来なくて泣いていた弟ボウズ。

ボールを蹴りながら走ることもできなかったレベルでしたが、ボールを足で運べるようになってきました!

今は家でマーカーを置いてスラロームインサイドとアウトサイドを使ったドリブルの練習を、たまーにしています。

それより上手くなったのは、トラップです。

止めて蹴るは基本ですし止められないと、少なくとも高校年代以上は間違いなく通用しなくなります。

私自身、地区予選や県大会1回戦は自分のプレーはできてたかなと思いました。ですがベスト16、ベスト8とかだと自由にやらせてもらえなかった覚えがあります。

今考えると止めて蹴るが全くできていませんでした。

そんなことからこのような本を参考に、弟ボウズに教えています。

結局のところ、トラップだろうがなんだろうができればいいんです。

ですがここに書かれている「指で止める」は理論的だし、それ以外の足指の使い方の説明も理にかなっています。

ここに書かれていることを弟ボウズに教えたら、トラップ上手くなりましたよ。

まだまだ動きながらボールを納めるができないので、次はコントロールオリエンタードを教えようと思っています。

 

 

コンディショニングコーチ6月

5月は書けませんでしたが毎月1回は何とか見に行けています。

4月に1年生が14人入ったため、今年からはチーム登録して試合を行っていくようです。

今いる2,3年生は、中学から始めた子や他のチームで馴染めずこのチームに参加した子たちでしたが、新しく入った1年生は小学校年代から野球をやっているので、技術はあるなと感じました。

ただやはり1年生。身体は3年生と比べれば全くできてません。

そのため比較的負荷の少ない体幹レーニング、ケガをしないためのストレッチが指導の中心でした。

今回はそれをやっているか、確認の場でもありました。

体幹の安定性も、やっている子とやっていない子では見たらすぐわかりました。

やっている子は4月、5月と比べてもできるようになってました。

ストレッチに関しては、やっていない子は教えたことと違うやり方をします。

教えた時にちゃんと聞いていない、普段から実施していないためです。

ですが、その子たちも成長がみられました。

私が「できていない」というと、それがくやしいのか「このやり方で合ってますか」と聞いてくるようになりました。

こういった自発性が出てくると、たぶん変化してくるんじゃないかと思っています。

私が教えていることは、リハビリを職業としている人間からしたら当たり前のことです。

硬くなっている、もしくは硬くなりやすい筋肉を伸ばすストレッチを教えているだけです。

一応言っておきますが、職場では結果を出さなければいけないので、「ストレッチを教えるだけ」のような単純な仕事はしていないです。

ですが医学を知らない競技の専門家、育成年代の方々は、本当の意味でのストレッチの重要性はわかっていない方が大勢だと思います。

そういったことを伝えるだけでも、我々の存在意義になるかな、と感じています。

コンディショニングコーチ4月

今年度よりコンディショニングコーチとして、私の参加している野球チームに登録されました。

やることは昨年度と大きく変わりありませんが、内容に関して難易度を下げてやってほしいとの依頼がありました。

というのは、4月は新1年生が入るということもあり、(しごかれた)3年生と同じトレーニングメニューだとついてこれないだろうということでした。

4月の初め、練習に参加してみると、5名しかいなかったメンバーが全員で17名になっていました。

冬の時は5人で1時間、体幹を中心としたトレーニングを行いました。人数が少ないとスムーズに進むので、1時間もやることがなく正直困りました。

今度は17人、説明やできているかのチェックを行いながらやると、3種類行うのに20分では足りません。

17人もいると、だいたい2、3人がふざけます。(あとで監督にかなり怒られていましたが。)

人数が変わると必要な時間がこれほど変わるとは思いませんでした。

先ほど書いたように、1年生が多いので負荷量の多くない体幹レーニング、ケガ予防のストレッチ、特に二関節筋という硬くなりやすい筋肉のストレッチを中心に行っています。

ストレッチの最中に選手の筋を触りましたが、やはりどの子たちも大腿部(前、後ろ)、ふくらはぎは硬いです。

うちの1人が「膝が痛い」と言ったので前ももの筋のストレッチをやってもらったら痛みが減ったようでした。

選手たちにただ「やれ」というのでなく、効果を感じたりどういったケガを予防できるか、なるべくわかりやすく説明しながらやれたらなと思っています。