コンディショニングコーチ11月
先日も野球クラブの指導に行ってきました。
ボランティアなので強制力はないですが、せめて月に1回は参加しようと心がけています。
今回も痛みのある選手への個別対応と、ケガ予防のストレッチ指導を行いました。
今回膝の痛みの訴えがあった選手は、オスグッドになる可能性の子でした。
筋肉を触っても固くなく痛みもありませんでした。ですがストレッチをすると、筋肉が全然伸びませんでした。
彼は最近急激に身長が伸びたようです。
成長期、骨は伸びます。
ですがその周りについている筋肉は、放っておいても伸びません。
筋を伸ばすにはストレッチするしかないのです。
そういった意味で、指導者にとって中学年代は難しいかもしれませんね。
サッカー界だと、鎌田大地選手が中学時代に成長痛(正確には骨端症)で練習できなくて、ガンバ大阪のユースに上がれなかったことが有名です。
野球だと、ダルビッシュ有選手も同じようなことがあったかと思います。
これに関しては、残念ながら個人によって違いが大きすぎます。
大谷翔平選手は、あれだけの高身長ながら、顕著な成長痛はなかったと父親が証言しています。
私にできることは、誰もが野球、スポーツを楽しんでプレーできることです。
プロフェッショナルなら、痛い箇所が1つや2つあるかもしれません。
でも誰でもそうでしょうが、痛みを抱えながらのプレーなんて、できればしたくないはずです。
アマチュア、それこそ育成年代こそ、痛みなんか感じることなく思い切りプレーしたいはずです。
彼らたちがそれぞれの表舞台に立てるよう、できることをしていきたいです。