サカパパptのブログ

サッカーキッズを持つ親の日記

コンディショニングコーチ

先日コンディショニングコーチの依頼を受けました。

依頼は知り合いからのつてです。

その方は地域クラブの監督で、これから力を入れていく際に関わってほしいとのことでした。

ちなみにサッカーではなく野球をやる中学生です。

そのクラブはまだ小規模ですが、中学生を指導する上でケガをしないようなプログラムを作って欲しいということで、まずはストレッチから考えている次第です。

リハビリの仕事をしていて感じたことのひとつに、当たり前なのですが「一般の方より身体について詳しい」ということがあります。

学生時代に指導者から「ストレッチは大事だからしっかりやれ」と言われませんでしたか?

でもその指導者たちは、本当の意味での正しいストレッチ方法を教えることができませんでした。

競技者=身体を知っている、というわけではありませんから。

そのため自分が中学生、高校生の頃に意味のあるストレッチができていたか、かなり疑問です。

私自身は真面目にストレッチしていたとは言えませんし、それで大きなケガをしたこともありません。

ですが私と違い、ストレッチや関節の調整をすれば大きなケガを防げたであろう子どもたちも一定数います。

うちのボウズはそれに該当します。

そう考えると、中学生に正しいストレッチを指導することは、意義のある事と言えます。

また現在の情報収集は、インターネットがなかった私の高校生時代よりはるかに簡単です。

ですが玉石混交、ウソも多く混ざっています。

玉石の中から玉を取り出す、つまり正解に近い知識を知っており、リスクの線引きができる人は他と一線を画すことができ、そうすることで需要が生まれるはずと考えています。

そこは私、理学療法士の専門分野と言えます。

今回の依頼は私にとっても知識を社会に還元する良い機会と考えていますし、種目は違えど育成年代の可能性を広げる役に立てられることは意義あることです。

1人でもせっかくの才能をケガに奪われることがないように。