サカパパptのブログ

サッカーキッズを持つ親の日記

ストレッチの意義、違い

スポーツとストレッチ、切っても切り離せない間柄。

準備運動としてやることが多いのではないでしょうか。

ストレッチには2種類あります。

●スタティック(静的)ストレッチ

いわゆる皆さんの考えるストレッチ。筋肉をじっくり伸ばす、よく部活の準備運動で行われるストレッチ方法です。

スタティックストレッチの目的は、「柔軟性の向上」です。

柔軟性は筋肉の長さに影響します。ただ筋肉は急に伸ばすと危険を察知し戻ろうという性質があります。また、数回伸ばしても元に戻ろうという性質もあります。

そのため、筋肉を伸ばして柔軟性を高めようとするには、じっくりとゆっくりストレッチを行うこと、そして何度も行うことが必要です。

具体的には筋肉は15秒以上伸ばされると緩もうとする性質があるので、1部位だいたい30秒以上を3~5回、1日数回行えるといいでしょう。

注意点は1つ、スタティックストレッチは運動前には行わないようにしてください。

スタティックストレッチは筋の長さを変えることが目的です。運動、特に試合前に筋肉の長さが変わると、脳の身体イメージとの違いができてしまい、パフォーマンスの低下が考えられます。

パフォーマンスの低下はケガにもつながりかねないので、行うなら運動後や運動しない合間にしましょう。

●ダイナミック(動的)ストレッチ

こちらは例えばラジオ体操や、私の世代だと「ブラジル体操」が有名です。野球だと「マエケン体操」や、日本代表のウォーミングアップで足を振り上げる運動など見ることができますが、それもダイナミックストレッチになります。

ダイナミックストレッチの目的は、身体を動かして徐々に筋肉、関節の動きを促進し運動時のパフォーマンスアップ、ケガの予防することです。


www.youtube.com (動画2分40秒あたり~)

そのためジョギングなどとともにウォーミングアップで行われます。

やりかたとしては、各部位を20回以上、リズミカルにやや汗をかく程度行ってください。

ストレッチにも種類があり、期待すべき効果は違います。ですが部活動レベルだといまだに練習前の準備運動でスタティックストレッチをしているのをよく見かけます。

ぜひとも効果を考えて、ストレッチを行っていただきたいです。