コンディショニングコーチ2月
先日、コンディショニングコーチをしている野球クラブの練習に行ってきました。
今回は普段でもできるストレッチの指導と体幹トレーニングの指導、それとラダーでの動き方の指導を主に行いました。
今は野球ではオフシーズンなため、ストレッチとともに身体操作の基盤となる体幹がうまく使えるようなトレーニングを提案しました。
野球の場合体幹下部を安定させ、体幹上部は回旋動作を行わなければいけないので、主に腸腰筋や腹横筋が使えるようなトレーニングになります。
ちなみに体幹とは首の下から骨盤までを指します。
それと前回依頼があったラダートレーニングのバリエーションを増やしました。
初回にラダートレーニングを提案(私ではありませんが)したため、野球の動作に近い動きの練習をやってもらいました。
例えば単純に足が速ければ走塁、守備で有利なので、スピード系のトレーニング。
内野守備など左右の移動がスムーズにできた方がいいのでステップ系のトレーニング。
ただ初回の動きがどの子たちも伸びしろしか感じない状態だったので、少し心配でした。
ですが、上手くなってるやん!
動作によって得意不得意はあるものの、最初のことを考えるとリズミカルにできるようになっていました。
やはり継続は大切ですね。
ストレッチ指導でとても気になった事がありました。
トレーニング中、足がつった選手がいました。ここが張っているからストレッチしなよ、と伝えた所、どうしたらいいかわからないということが起きました。
要するに、伸ばしたい筋の伸ばし方が中学生には解らないということです。
私達リハビリ職はどの方向に筋を伸ばせばいいかわかります。ですが一般の方、ましてや子どもたちは解らないことの方が多いでしょう。
どちらにせよ、学ぶことの多くありがたいです。