痛い!!と思ったら
サッカーに限らずスポーツにけがはつきもの。
私たちの頃は
「練習を休んだら退部!」
なんてことを部活の顧問に言われたものです。今考えたらありえない話ですが。
ケガがつきものとはいえ、簡単に休みたいと言いたくないのも選手の心理。どうすればいいのでしょうか。
まず何より、「冷やす」をしてください。
リハビリやトレーナーの世界では、ケガの際に行うことを 4つの言葉の頭文字を取って「RICE(ライス」と言います。
Rは「rest(休む)」、Iは「icing(アイシング)」、Cは「compression(圧迫)」、Eは「elevation(挙上)」のことです。
まず冷やすことにより、炎症を抑え痛みを軽減させます。
さらに周囲の代謝を下げることで細胞の絵師が広がることを防ぎます。
こんなものがあればいいですが、なければビニール袋に氷と水を入れ空気を抜き(患部に当たりやすくなります)、15分~20分くらい冷やします。
注意することは、20分以上冷やさないこと。
冷やしすぎると、今度は凍傷になったり、逆に身体を温めようとして血流が良くなってしまうからです。
この「冷やす」をするだけで、痛みや腫れを軽減できます。さらに他の「RICE(ライス」処置を行うことで、競技復帰も早めることができます。
くれぐれも、私のように無理して競技を続けることのないよう、サポートしてあげてください。
最後に、骨折が疑われたり大量の出血があるなどの重傷の場合は、すぐに救急車を呼ぶなどし、その際動かさないよう注意してください。