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サッカーキッズを持つ親の日記

競争闘争理論

 

競争闘争理論 サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか?

 

「なぜ唯一サッカーだけは、世界の壁を越えられないのか」

多くのサッカー好き日本人が持っている疑問ではないでしょうか。

まず競技を分類しています。

「異なる時間」または「異なる空間」で行われるものを「競争」、「同じ時間」かつ「同じ空間」で行われるものを「闘争」と定義します。

競争の代表として、フィギュアスケート、体操、競泳、マラソンなど個人のものやアーティスティック水泳やリレー競技が挙げられます。

闘争に関しては、人間またはチーム間に「一定の物理的距離」があるものは「間接的闘争」といい、個人であればテニス、バドミントン、卓球などがあり、団体であれば野球、バレーボール、テニスや卓球のダブルスが挙げられます。

今まで挙げた「競争」、「間接的闘争」に関しては、日本はこれまで世界のトップを争ってきたゲームであります。

また、個人闘争に分類されるボクシング、レスリング、柔道などもある程度の実績を残していると言えるでしょう。

唯一サッカーが属している「団体闘争」に関してのみ、日本人は世界のトップを争うことができていないことがわかります。

ラグビーは?」「なでしこジャパンは?」「東京五輪女子バスケは?」との意見もあるでしょう。

ラグビーは、日本育ちの日本人だけで構成されていないですよね?なでしこの強さは、一過性のものでしたよね?女子バスケは、日本を理解した外国人監督でしたよね?

今のサッカー日本代表の監督は日本人ですし、過去の外国人監督のほとんどは「日本を知っているか」というと疑問が残る方々ばかりです。

まず日本がサッカーという競技でオリンピックでメダルを取る、またはワールドカップでベスト8を狙うなら、日本から出たことのない日本人監督では結果が見えているということです。

その理由は、この書籍を読めばわかります。

私もこの本を読んで、「練習」というものに対する考え方が変わりました。

私は他の競技と同じく、サッカーも練習が本番の土台となると信じていました。

でもそれは間違っていることを、この書籍で知りました、納得のいく形で。

「練習では上手いが試合では下手な日本人」

読めばこの意味が理解できるでしょう。