サッカーがうまくなるアオアシ名場面③「首振り」
「何回首振るんやコイツ・・・ニワトリか。」
「機械的に振るのでなく、その本質をプレーに活かせる選手は、わずかです。」
(アオアシ第7巻)
首を振って周りを見る。
私も小学生のころ(40年近く前)から言われていました。
練習の際、「首を振る」も一連の動作として組み込まれたこともあります。
「インサイドキックの練習で、パスを受けるとき首を振りなさい」
嫌というほどコーチに言われました。
でも、「なぜ首振りは必要なのか」、「首振りの正しいやり方は?」
教えてもらったことはありません。
ただただ機械的に、見てもないのに首を振っていました。
見ない首振り、意味ないですよね。
本質を教えないと、こういうことになります。
この疑問、アオアシが教えてくれました。
首振りが必要な理由、「周りに選手誰がいるか何人いるか、自分が何をやるべきなのか確かめながらプレーできる」からです。
正しいやり方は、「味方からボールを受ける寸前、左右に1回振る。受けてからすぐ、もう1回。」
少なくとも私が子供のころ、ここまで考えて首振りをしたことはありません。
ですが首を振って周りを見なければ状況は判断できません。
こういったプレーの本質に子どもたちが近付けることは、見ている側からすれば楽しい限りです。
良い選手の真似は、してみるものですね。